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西新宿 彩旬亭

因果の法則

字の如く何事も原因があって結果があります。もう少し正確には因縁果です。今おこっていることには必ず原因があって、様々な縁があっての結果です。つまり今は過去の自分が歩んできた因があっての今の結果です。

人生は他人に代わってもらって生きることはできません。どんなに苦しいからといっても、どんなに楽しいからといっても、自分の人生は自分しか生きることができません。病気もそうです。病気になりたくてなる人はいません。病気になったらその病気と付き合わなくてはなりません。

話が逸れますが、病気になって「病気と闘う」とよく聞きます。病気と闘うと心に決めている人に対しては言いたくありませんし否定もしません。むしろ前向きな姿を応援します。現在健康な方が、もし病気になったらという前提で、闘うという言葉を使わない方がいいです。「闘う」と「戦う」は意味が違いますが、結果は誰かに恨みが残ってしまいます。戦争は正にそうでしょう。世界最強の軍事力があるのはアメリカです。歴史を見れば、軍事力を行使したり援助したりで負けた国は、現在アメリカを恨んでいます。最近ではテロ組織へとなっている一面があります。病気になったときは、誰も代わることができないので、付き合わないといけないのです。闘うのではなく付き合うのです。人と人、戦うと恨みが生まれます。闘っても恨みが生まれる場合が多いです。付き合えば上手くいく場合もあれば、自然に消滅する場合もあるのです。そこには恨みや怒りは残りません。恋愛もそうではなかったですか?

話を戻しますが、人生は自分しか歩むことができませんので、文句や愚痴を言うことは、自分の人生の道に不幸の種を植えているのです。不幸の種を植えれば当然不幸の花が咲き、不幸の実となるのです。逆に感謝の種を植えれば幸せの花が咲き、幸せな人生となるのです。不幸の種を植えるか、幸せの種を植えるか、原因があって結果があるのですから自分の人生の道に有り難うの種を蒔きましょう。

宗教法人 西教寺