ブログblog

西新宿 彩旬亭

一言 第565号を発行済

太陽の光は毎日間違いなく地球に届いています。その光を意識する人もあれば、無意識の人もあります。
意識すれば、大地を照らし命や地球を育んでくれている事に気付き感謝できます。無意識であれば感謝することはできません。
偶然でしょうが、幼児や子どもが巻き込まれる交通事故が連続して起こっています。ニュースを聞く度に無念に思います。事故現場に設置された献花台には大勢の人が献花する姿があります。多くの方が我が子と重ね合わせ、我が孫のことを思い献花せずにはおれないのでしょう。その姿を見るだけで涙が出てきます。
月忌参りであるご主人の言葉を思い出します。「両親には迷惑かけた。それでもようしてもらったからな…月命日くらいは手を合わさなアカン」。親心子知らずと云いますが、親心に気付けるということは幸せです。お慈悲が親心に多く例えられるわけです。
遮られることのない仏さまの光明は、常に私を照らしてくださっていますが、それに気付くのか気付かないのかで大きく違ってきます。気付く人を信心の人と云います。

宗教法人 西教寺