一言 第587号を発行しました
日々努力をしながら生活をしています。勉強に仕事、家事に買い物…、家族のために将来のために孫のために。
頑張れば頑張るほど視野が狭くなってしまい、周りに気付かなくなってしまいます。誰もが初めて他人にお世話になったときは「有り難うございます」とお礼を言いますが、だんだんと当たり前になってしまい、やがてその存在も忘れてしまいます。酷い場合はそれを指摘されると怒り出したりもします。
改めて、お世話になった人を思い出して感謝を伝えましょう。そうやって感謝する時間を設けると、目が周りにいきます。人や仕事だけでなく、自然や環境などにもです。関係がないと思っていたものにもお世話になっているのです。何よりも仏さまのお慈悲です。
頑張りすぎは視野が狭くなります。一度ゆっくり仏さまのお慈悲に触れてみましょう。
頑張っている私は仏さまを忘れて背を向けて、心は離れた遠い存在になっています。しかし、仏さまはいつも近くで私を見てくださっています。いつでもどこでも護り導いてくださっています。