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西新宿 彩旬亭

一言 第564号 発行

昭和のはじめは人生五十年と云われていました。人工呼吸器のお陰で平成の現在は人生八十年です。令和は百年です。
自分の人生や老後を考えたり想像したりします。想像通りになるとは思いませんが、その想像には必ず「長男が何歳、長女が何歳、次男が何歳」と想像します。ふと、親も同じ事を想像していたのだろうと想像します。当然祖父母も時代は違えど同じように我が子の事を想像したでしょう。
昭和の焼け跡世代の方のお陰で現在があり、団塊世代の頑張りにより発展し、バブル時代に自惚れ、氷河期が過ぎ、ゆとり世代も成人し新しい令和を迎えます。いつでもどこでも変わらず我が子のことを考える親がいるのです。親も子であります、親の思いに気付けることは有難いことです。
周りを見る余裕もなく自分の事が精一杯で生きてきました。精一杯生きてこれたのは、私を見守り支えてくださる方があったからです。
親が仏さまが私を支えてくださっていることに感謝します。明日終わるかもわからない人生が百年の時代に感謝します。

宗教法人 西教寺